こんにちは。ゆきまるです。
今年1月に生まれた我が家の次男は、現在ヘルメット治療中です。
今回は、次男がヘルメット治療を始めた経緯についてお話します。
現在、お子さんのヘルメット治療を検討している方のお役に立てればうれしいです^^
ヘルメット治療とは?
そもそもヘルメット治療とはどういった方法なのか?
簡単に言うと、専用のヘルメットを一定期間被り、ゆがんでしまった頭の形を矯正する治療法です。
歯並びをきれいにする歯列矯正のようなものですね。
アメリカでは医療装置として認可されていて、保険もおりるほど認知度が高いですが、日本ではまだ知られていないのが現状です。
治療可能な時期が限られている
ヘルメット治療は、治療できる月齢が限られています。
だいたい首がすわったころ〜頭の大泉門が閉じるころまでの間に行います。
赤ちゃんの月齢で言うと、【生後3ヶ月〜1歳半】にあたります。
大泉門とは、赤ちゃんのおでこより少し上の方(前頭部あたり)にある、少し凹んでいる部分です。
頭の骨の成長とともに閉じていくそうです。
ベストな開始時期は、頭の骨がやわらかい生後3ヶ月〜7ヶ月の間だと言われています。
そんな早い時期に始めなきゃ治らないの?
そうなの!
頭の成長スピードが速い生後3ヶ月〜7ヶ月の間は、
ヘルメット治療を行うのに最も効果が出やすい時期だといわれているんだって!
この時期に行えば、治療期間は3〜6ヶ月で終了するそうです。
1歳を過ぎると、頭の成長は緩やかになります。
その分治療期間は長くなり、矯正の効果も薄くなるらしいです。
頭の形がゆがんだ状態のまま成長すると、将来日常生活に支障をきたしてしまうおそれがあります。
(頭痛、歯並びが悪くなりやすい、メガネがかけづらい、などなど…)
だから、ヘルメット治療にはタイムリミットがあるんです!
始めるなら早いうちに!ですね。
治療した方がよい頭の形
※画像は、スターバンドの資料よりお借りしています。
斜頭症
次男の頭の形がこれでした。
頭の形が左右非対称であるのが特徴です。
上からみたときに、頭が斜めになっています。
後頭部の片側が平らで、反対側にふくらみが出ている状態です。
短頭症
頭の横幅に対して縦幅が短い形になっているのが短頭症です。
左右非対称で縦に短い形状の短頭斜頭症もあります。
長時間の仰向け寝によって起きるとされています。
長頭症
頭の横幅に対して、縦幅が長い形になっているのが長頭症です。
横向き寝ばかりし続けると起こる傾向があるそうです。
ヘルメット治療を始めたきっかけ
ここからは、我が家の次男にヘルメット治療をさせる決意をしたきっかけについてお話します。
生まれつきいびつだった頭の形
次男は、生まれたときから頭の形がいびつでした(上の画像参照)
おそらく原因は次の2つだと推測しています。
- お腹の中にいる間、右側にいることが多かった→頭の左側が凹みがちに
- 筋性斜頸で、左側への向き癖が強かった
筋性斜頸は、出産した病院の2週間健診で見つかりました。
整形外科にて3〜4ヶ月経過観察で受診したのち、現在は自然治癒しています。
頭の形に関して、産婦人科の先生や助産師さん、整形外科の先生へ相談しました。
しかし、相談した方々は全員口をそろえてこう答えたんです。
成長するうちに自然と治るから、大丈夫だよ
専門家がそう言うのなら、気にするまでもないのかな。
「そうですよね〜」と信用して、そのまま放置。
長男のときも頭の形は気になりましたが、彼の場合は成長するにつれて自然と治ってきたんです。
次男も同じように、そのうち治るだろうとこのときは思っていました。
一方、心配性な性格である夫は、何度も私へこう尋ねてきました。
本当にこのままで大丈夫?
当時の私は、「先生たちが大丈夫と言っているんだから問題ないでしょ」と突っぱねていました。
今思えば、この段階で頭のゆがみやヘルメット治療について調べるべきだったな…と反省しています。
せめて向き癖だけでも直した方が良いと思い、以下のあらゆる方法を試しました。
けれども、我が家の場合はどの方法も頭の形が整うまでには至りませんでした…。
今思えば、向き癖改善を結構ゆるくやっていたからでしょう。
あのときの自分に言いたい…。
「やるなら本気でやりなさい!」と。
4ヶ月経っても頭の形が治らない
次男が生後4ヶ月になっても、頭の形のゆがみは改善されませんでした。
むしろ、どんどんひどくなるばかり…。
このタイミングで、頭のゆがみやヘルメット治療についてようやくネットで調べ始めました。
調べていくうちに、頭の変形によって将来起こりうる影響や治療期間が限られていることを初めて知りました。
知れば知るほど焦りだす私…。
(これ…やばいんじゃないの??)
夫へ相談したら、「先生の言うことを鵜呑みにしたせいだ」と当たり前のように怒られました。
えぇ、そのとおりです。
今さら焦り出してどうするよって話ですよね。
これは早急に決断しなければ…!
ヘルメット治療で1番のネックは、保険適用外のため高額であること。
言ってしまうと、出産育児一時金42万円を引かれた場合の出産費用よりもかかります…。
決めるには、それなりの覚悟が必要でした。
ヘルメット治療を決意した情報源
私がヘルメット治療しようと覚悟できたのは、以下2つの情報源でした。
稲垣早希さんのYouTube(りおなり夫婦のビログ旅)
エヴァンゲリヲンのアスカ芸人で知られている、タレントの稲垣早希さんが配信していたYouTube動画で、まず背中を押されました。
息子トニーくんのヘルメット治療について、夫のりおなりさんと話していた動画です。
お二人も決めるまでには相当悩んだものの、トニーくんの将来のためにと思って決断したそうです。
現在トニーくんは無事ヘルメット治療を卒業しています。
『金額は高いけれど、やらずに後悔するよりはやったほうがよい』というメッセージに心を打たれました。
アプリ「頭のかたち測定」
ヘルメット治療について調べていくうちに知ったアプリです。
iPhoneの方はApp Storeから、Androidの方はGoogle Playより無料でダウンロードできますよ。
赤ちゃんの頭の形をスマホのカメラで撮影し、簡易的にゆがみ度を測定します。
試しに次男の頭を測定したところ…ゆがみ度は【重度】の域…。
専門機関で見てもらっても同様の結果なら治療しようと決意できました。
まとめ:ヘルメット治療を決断した我が家
この記事のまとめです。
「頭の形がおかしいな?」と感じたら、ネットで調べたり専門機関へ相談したりするのがベストです。
まだ生まれて1ヶ月でも、気がついた時点で動いた方がいいです!
ヘルメット治療を始めるのは、タイムリミットがありますからね。
ここから、我が家は次男のヘルメット治療に向けて動き出しました。
次回は、ヘルメットのメーカー選定や次男の頭の形を測定した結果についてお話します。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ではまた〜♪
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