こんにちは、ゆきまるです。
前回の記事では、治療の申し込みからヘルメットの受け取りまでの流れを紹介しました。
ついにヘルメット治療を開始した次男。
今回は、ヘルメット治療に慣れるまでの過程についてお話します。
お子さんの頭の形に悩んでいる方や、ヘルメット治療を検討している方の助けになればうれしいです。
ヘルメット装着に慣れるまでのスケジュール
ヘルメット治療は、1日23時間の装着が最終目標です。
しかし、受け取った初日からいきなり23時間着けるわけではありません。
スターバンドでは、下図のスケジュールで装着時間を徐々に増やしていきます。
赤ちゃんの生活リズムに合わせて、装着と休憩を繰り返しながら1週間〜10日間かけて進めます。
休憩時は、頭の汗を拭いたり、肌荒れを起こしていないかチェックしたりします。
就寝時の装着について、初めは夜間に1回ほど休憩を入れて行い、慣れてきたら朝までという流れです。
夜間の授乳で休憩させるのがタイミングとしては良いですね。
うちの次男は、ありがたいことに朝までぐっすりねんねな子でした(笑)
夜間に起きるかな…と思いましたが、開始したころに睡眠退行が起きたので無事休憩を入れられました。
我が家の装着スケジュール
我が家はほぼスケジュール通りに、10日間ほどかけて装着を慣らしました。
休憩タイムは、長男の保育園送迎時や買い物など、外に出るときでした。
開始時期が7月と暑い季節だったため、蒸れによるあせもやかぶれのトラブル予防を念入りにしました。
予防方法は以下の通りです。
- 室内は冷房必須。大人が少し肌寒い温度(25〜26℃)に設定
- 頭が汗で濡れていたら外して休憩
- 外した際に、ヘルメットに接触してできる圧迫痕や赤みが見られれば長めに休ませる
- あせもが出たら皮膚科の塗り薬を利用
夏の時期は23時間の装着が難しいことから、最低20時間着けられればOKと言われていました。
皮膚科の塗り薬は、以前長男用に処方された未開封のもので、長男の水イボ除去で受診した際に、あせもにも使えるかを先生に確認した上で使用しました。
開始1週間で消えにくい圧迫痕が
装着1週間後、おでこの左側に数日間休憩させても消えない圧迫痕が発生しました。
ヘルメット装着前の状態(左)と、1時間半装着→40分休憩後の状態(右)を撮影した画像を、AHSへメール添付して相談しました。
メール送信してから1時間足らずでAHSより電話が!
圧迫痕が引くまで休憩させ、装着時はヘルメットとおでこが当たる部分にチューブタイを貼って摩擦による負担を軽くするようにとのことでした。
装着2週間後のフォローアップ調整で、赤みが出やすい部分を削ってもらったら、圧迫痕は治まってきました。
ヘルメットのお手入れはどうしてる?
ヘルメットは、毎日のこまめなケアが必要です。
ケアをしないと汗の匂いや黄ばみが取れにくくなり、肌トラブルのもとに。
我が家でやっているお手入れ方法を紹介します。
お手入れに必要なもの
- おしりふき(もしくは濡れタオル)
- エタノールスプレー
- ティッシュ(もしくは手口拭きなどのウェットティッシュ)
AHSでは、以下画像のお手入れグッズ2点を推奨していました。
アルコールタオルのショードックスーパーは、近辺のドラッグストアではなかなか売っていません。
うちの場合、隣の市のイオンまで行かないと買えないと言う…(泣)
楽天やAmazonで買う方が多いみたいですよ。
お手入れの手順
- ヘルメットを外し、おしりふきで頭の汗を拭き取る
- ティッシュでヘルメット内部の汗を拭き取る
- エタノールスプレーをヘルメット内部に吹きかける
- 空気清浄機の上に置いて乾燥させる
- 完全に乾いたら装着する
我が家には、現在ショードックスーパーがないため上記の方法でお手入れしています。
しかし、エタノールスプレーがなくなり次第、イオンでショードックスーパーを買う予定です。
我が家がヘルメットの乾燥で使用している空気清浄機は、エアドッグX5sです。
ゆきまるの両親からプレゼントでいただいたのですが、14万と結構高額!
しかし短時間で部屋の空気をきれいにするなど、価格に見合った効果を発揮するすぐれものです♪
下の画像のような置き方で、いつも乾燥させています^^
デザインはポケモンのマリルです。
ヘルメットを乾燥させるのは空気清浄機でも良いのですが、天気が良ければ天日干しがおすすめです。
おひさまの温かい光で、汗の匂いが空気清浄機よりも少し取れやすいです。
外出時のヘルメット装着はどうしてる?
ヘルメットを着けての外出。
「大切な我が子が、周りからどのような目で見られるのか…」とヒヤヒヤする方もいるかもしれません。
次男は夏の暑い時期から始めたため、屋外にいるときや移動中はヘルメットを外し、冷房の効いた屋内施設へ入る際は装着しました。
次第に慣れてきて、1ヶ月半経った頃には移動中も装着していました。
また、長男の保育園送迎時にもヘルメットを外していました。
保育園が自宅から車で2〜3分の距離にあり、休憩するにはちょうどいい時間でした。
今は涼しくなったので、担任の先生に事情を伝えた上で堂々と着けて送迎しています。
初めはヘルメットでの外出が不安だった…
今でこそ普通にヘルメット着けて出かけられていますが、初めの頃は不安で仕方がありませんでした。
すれ違う人全員が次男を見てくるんじゃないかと思うと、外出時に着ける勇気が出ず。
慣れるまでの間、外出時は休憩として外していました。
ついに、初めて装着して外出する日がやってきました。
その日は、隣の市のイオンへ家族でお出かけ。
周囲の視線を気にしないために、ベビーカーに次男を乗せてカバーをかけました。
そして、堂々と歩くようにしました。
実際にヘルメットを着けて出かけた結果、確かに見てくる人はいました。
見てくる人がいたと言ってもほんの数人で、ほとんどの人は気づかないどころかスルーでした。
遠くから「なにあれ」とヒソヒソ話する人なんてZE-RO-。
結果、意外と平気だったわけで(笑)
私自身が気にしすぎだったなと反省した瞬間でした。
ヘルメット生活に慣れていく我が家
開始当初は、ヘルメットの装着・休憩やお手入れを真面目にやれるのだろうか…と心配でした。
しかし、次男のためにと思ってやっていくうちに慣れてきて、今や日々のルーティンと化しています。
暑い時期は装着数時間で汗びっしょりになるため、20時間を切らない程度にこまめに休憩を取らせていました。
涼しくなった現在(2021年10月)は汗の量が減ってきたので、着替えと入浴時以外はほぼ着けっぱなしです。
日本では、ヘルメット治療の認知度がまだまだ低く、知らない人が多いのが当たり前です。
だから、通りすがりの人がヘルメット姿の赤ちゃんを見て不思議がるのはごく自然なことだと捉えています。
ただ、親が子供の将来を考えた上でやっていることなので、知らない誰かから悪く言われる筋合いはありません。
むしろ、自信を持って良い!と思います。
治療中の方、一緒に頑張りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた〜♪
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