こんにちは、ゆきまるです。
次男がヘルメット治療を始めた経緯のつづきです。
今回は、フォローアップ施設の選定および実際に頭の形を測定した結果と、提携医療機関での適応診断についてお話します。
お子さんの頭の形に悩んでいる方や、ヘルメット治療を検討している方の助けになればうれしいです。
結論としては、以下のとおりです↓
- ヘルメット治療のフォローアップ施設:スターバンド・AHS Japan新宿オフィス
- 頭の形を測定した結果:斜頭レベルが5段階評価で超重度のレベル5
超重度ってどれだけゆがんでいるのー!?って話ですよね。
ここからは、次男のヘルメット治療を進めていった経緯を書いていきます。
いきなりこの記事にやってきて、「ヘルメット治療って何?」と思った方もいらっしゃいますよね。
ヘルメット治療とは、赤ちゃんの頭の形のゆがみを専用のヘルメットで矯正する治療法です。
治療できる期間は限られていて、生後3ヶ月〜1歳半の間に受ける必要があります。
もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてくださいね↓
フォローアップ施設の選定
日本で使われている治療用ヘルメットは、以下の3つです。
- アイメット(株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが製造・販売)
- スターバンド(株式会社AHS Japan Corporationが販売)
- ミシガン頭蓋形状矯正ヘルメット(アメリカのダンマープロダクツが製造、株式会社メディカルユーアンドエイが販売)
ヘルメット治療中の方のブログやSNSでは、スターバンドとアイメットの2社を利用しているご家庭を多く見かけます。
ミシガン頭蓋形状矯正ヘルメットは、弁護士の大渕愛子さんやタレントの稲垣早希さんのお子さんたちが使っていたことで知られていますね。
我が家はいろいろと調べた結果、以下で決めました。
- ヘルメットメーカー→スターバンド
- フォローアップ施設→AHS Japanビジターズオフィス新宿
決めた理由は、3つあります。
電車1本で行ける場所だった
赤ちゃんを連れて治療に通い続ける場合、行きやすさが何より大事です。
電車の乗り換えが複数回あると、移動だけで疲れてしまいますよね。
スターバンドを取り扱っているAHS Japan(以下AHS)は、東京の銀座と新宿、大阪の梅田、宮城の仙台の計4ヶ所にフォローアップ用のオフィスがあります。(2022/4/7修正)
自宅から新宿オフィスまでの所要時間は、片道1時間20分とまあまあかかること…。
ただ、自宅の最寄駅から新宿駅まで電車1本で行けるのがありがたい!!
新宿は私が次男産休前まで仕事で通勤していたので、土地勘もそれなりにありました。
乗り継ぎの負担も最小限で、地理がある程度わかる場所なら安心だと思い、AHS Japanビジターズオフィス新宿を選択しました。
治療費が3つの中で1番安価だった
ヘルメット治療は保険適用外のため、結構な金額がかかります。
下表は、ヘルメットの種類と作成・調整にかかる費用です。(診察・検査にかかる分も含む)
ヘルメットの種類 | 治療費 |
スターバンド | 396,000円 |
アイメット | 約450,000〜600,000円 |
ミシガン頭蓋形状矯正ヘルメット | 約400,000〜600,000円 |
提携する医療機関により、金額は多少変わるそうです。
このほかに、以下の費用もかかります。
- フォローアップ施設へ行くまでの往復交通費
- ヘルメットをお手入れするためのグッズ(アルコールタオルやガーゼなど)
スターバンドの治療費は、我が家がギリギリ支払える許容範囲内でした。
最短期間で治療をスタートできそうだった
ヘルメット治療のベストな開始時期は、生後3ヶ月〜7ヶ月の間。
治療を決めた当時の次男はすでに生後4ヶ月半ばだったので、できるだけ早く始めたいと思いました。
最初にアイメットと提携している『赤ちゃんの頭のかたち相談室』で相談したところ、東京女子医科大学病院を案内されました。
東京女子医科大学病院には、アイメット作成に携わったことで有名な藍原先生がいらっしゃいます。
しかし、予約は1ヶ月先まで埋まっていて、かつ予約外受診は毎週木曜日のみで4時間ほど待たされると言われたので断念しました。
その後AHSへ電話相談したら、測定後に最短で検査できる医療機関を紹介できるとの返答が!
さらに相談した日の翌週なら測定できると言われたので、ここなら最短で治療開始できそうだと思い、予約しました。
次男の頭の形を測定した結果
測定当日、夫と次男と3人でAHSへ。
(長男は保育園に預けました)
上の画像のスタースキャナーという機器を用いて、頭のゆがみ度を測定しました。
赤ちゃんを寝かせた状態でスキャナーの中へ入れるだけで測定できる、何とも便利な機械でした!
ちなみに、測定費用は10,000円かかりました。
果たして結果は?
斜頭レベルが、超重度にあたる【レベル5】でした。
以下、私たちとAHSスタッフさんとのやり取りです。
レベル5…ですか。
レベル5でも飛び抜けて上の位置にいますね。
ここまでのゆがみ具合だと、治療しないと良くならないかと…。
私たち夫婦にとっては、想定内のレベルでした。
もし、次男の斜頭が中等度のレベル3あたりだったら揺れていたかもしれません。
飛び抜けてレベル5だったおかげで、「治療しよう!」と即決できました。
提携医療機関での適応診断
スターバンドの場合、ヘルメット治療を始めるには、提携している医療機関での適応診断受診が必要です。
直近での診断を希望した結果、自宅から車で1時間半ほどの距離にある病院が見つかり、即予約。
AHSから紹介状を受け取り、2日後に受診しました。
朝イチで行ったからか待ち時間も20~30分ほどで、検査を含め1時間半ほどで終わりました。
大学病院に案内されていたら、倍以上の待ち時間はかかっていたかもしれません…。
適応診断の結果、次男の頭の形のゆがみは病的なものではありませんでした。
これでひと安心。ヘルメット治療へ進められます。
まとめ
今回の記事のまとめです。
大きい金額が我が家から出ていくのを覚悟して、治療を決意しました。
決めるまでは、「本当にこれで良いのか?」と迷うばかりでした。
ただ、次男の未来を考えたら今お金をかけた方が絶対に良い!
この先困るのは彼自身だし、親である私たちが何かしてあげられるならと思って決めた次第です。
今、この記事を読んでヘルメット治療をしようか悩んでいる方がいたら伝えたいです。
やらないで後悔より、やって後悔する方を選ぼう、と。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた〜♪
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